履きやすくなっていたウエストン、めちゃくちゃ痛いトリッカーズ


 去年の夏にウエストンの300を買ったことを記事にした。300を買った後、久しぶりに靴に対する物欲が爆発してしまい、その後さらに3足を追加購入した。バカムーブ。全部黒靴。ウエストンの376、トリッカーズのリージェント、リーガルのジョッパー(アルフレッドサージェント製)。結局黒が一番使いやすい。

 

 支部勤務時代には、あまりにも革靴を履いておらず反省したので、最近は革靴を履いて通勤している。職場はかなり服装規定が緩いので、わざわざ革靴を履く必要性もさほどないのだが、じゃあ何でお前はそんなに革靴を持っているのだという話になってしまうので、辻褄を合わせなければならない。

 

 はい。右が300、左がリージェント。こういうときにしか出番のない革マット。見えにくい写真になりそうだなーと思いながら撮って、実際見えにくい。でも私、もう加工はしません。加工なんてしていたら、ブログを続けられないもの・・・。ウエストンのラスト11を使った靴としては、310を前から持っていたのだが、こちらは履きおろしから1年以上もの期間、左足の甲が締め付けられるような痛みを伴う靴だった。今はかなりマシになったものの、300も同じラストを使用した靴である以上、同じ現象に見舞われるだろうなと思っていたのだが、拍子抜けするくらい履きやすい。310を買った頃の私は誇張抜きで365日革靴を履いていたから、足の形がおかしくなっていたのだろうか。よく分からない。

 

 一方でリージェントはめちゃくちゃ痛い。それこそ履き下ろし直後の310を思い出す性質の痛み。一切靴擦れのなかったバートンとは全く違う。もちろんラストも違うのだろうが、似たようなぽってり具合だし、きっと履き心地も柔らかいだろうと期待したのだが、そうはいかなかった。

 

 

 履き心地はともかくとして、リージェントは革の質感がとても好み。強めの光沢に、しっかりした厚み。いかにも実用靴っぽい感じがして好きだ。写真で見ると、非常に野暮ったいストレートチップに見えるが、実際に履いて上から見てみると、打って変わってドレッシーに見える。面白い靴。媚びない。痛い。

 

 シワの入り方も好み。とても細かい、という訳ではないけれど、安っぽすぎず、かといって繊細すぎる印象もない絶妙さ。

 

 300のつま先、いつの間にか銀面がガリっていた。トゥの補強はめんどくさいのでもういいかと思っている。

 

 せっかくなので376も。手持ちのウエストンの中で一番革質が良い。ウエストンの革はどれもこれもパリパリに固いと思っていたが、この376はモチモチとしてして足馴染みが良い。

 

 310。紐がしなびている。けど、退色して紫っぽくなったこの状態が結構好きなので変えられない。なんだかんだもう9年目くらいになる。もう履いていて痛くなることはない。

 

 引っ越しついでに靴のメンテナンスをしていたが、修理にだすのをサボっていたせいでガタが来ているものが多い。シェットランドフォックスなんかは全身ズタボロで無残なことになっている。今回写真を載せたものでも、310はヒールリフトが限界に近いし。一気に修理に出すのもしんどいので、今年は月に一足ずつ修理にでも出そうかと考えている。次回は修理したい靴の棚卸しでもしながら記事を書きたい。

 

 アニメ映画『イノセンス』を観ていて、バトーがロクス・ソルス社の船に乗り込むシーンが格好良かった。あの一連の描写、船の防衛プログラムを司っているロボが中国語か何かでブツブツ言いながら動いているのが不気味で良いよね、「ロクス・ソルス」って名前も意味ありげで良いよね、とか思っていたのだが、同社がこの小説が元ネタだったと知って、購入。今の職場を辞めるときには全職員に死亡広告のメッセージを送ってやろうかななどと妄想している。