
またも急な異動を言い渡され、引っ越した。とはいえ、馴染みのある神戸へ戻る引っ越しなので気持ちは晴れやか。日本海側は本当に肌に合わなかった。ガチの冬季鬱になったものね・・・。
新居がかなり良い物件なこともあり、生活の質が凄まじく向上した。三宮まで歩いて行くことができるし、広いし、ガス火の2口コンロ、都会が近いのに夜は静か、爆音のバイクや旧車も走っておらず、窓からの眺望もよし、周辺も整備されていてランニングや散歩に打ってつけの遊歩道や公園まである。今は車もあるので、イケアやコストコ、ロピアにだって簡単に行ける。素晴らしいじゃないか。
ジムは新たに契約した。月額が安い上に、設備も整っているところ。良いところづくしでは?そんなことを考えながら、ベンチプレスのフォームを研究する。自分は体質的にバーを胸に付けることができないと思い込んでいたが、ただ単にビビってネガティブを控えめにしていただけだと知り、軽く凹む。80kg10レップできるのに何故100kg上がらないのだ?と思っていたが、当然だった。ネガティブをサボってきたので、100kgだと中途半端な高さでさえ受け止めることができていないのだった。それからフォーム改善に勤しみ、胸付けベンチで今はやっとかっと80kgで2レップ。
それに引き換え、スクワットには苦手意識が少なかった。重量の伸びも比較的順調だったし、フォームに違和感を覚えたこともない。強いて言えば、高負荷だと呼吸が荒れやすくなるなというくらい。春には120kgくらいいけるのではないか。そう思って、110kgのバーでスクワットを挙げていた最中、腰に走る痛み。先週も同じ痛みに襲われており、ぶり返してしまったと思うと同時に、もっと嫌なことが起こっているのではないかという予感があった。
ジムのすぐ側の整形外科に駆け込む。ナイスガイな整形外科医が、苦悶の表情で荷物を置いて椅子に座る私を見て、やけに納得した顔をしている。
「これね、結構、椎間板がダメージ受けちゃってるね。こことここが、他のところと比べて潰れちゃってるでしょ」と、レントゲン写真を見ながら医師が言う。
Oh...椎間板。聞いたことくらいはあるが、まさか自分が。
「これがヘルニアに進行してしまうと、足が痺れてしまったりしてつらいので、薬でしっかり治しましょう」
「あの、足ならもう痺れてます」
ということで、私は立派な椎間板ヘルニア患者になってしまった。プレドニン、ボルタレン、プレガバリンを処方してもらったが、1週間では良くならなかった。強力な薬のようで、軽傷であれば1週間で治ってしまうらしい。医師的にも想定よりも重傷だったようで、次の通院時にMRIを撮ることになった。
次にフルスクワットをできるようになるのはいつだろうか。身体を動かせなくてムズムズするので、最近は自宅でマクギル・ビッグ3をやったり、サイドレッグレイズをしたり、四股を踏んだりして、体幹を鍛えて再発防止に取り組んでいる。私のスクワットフォームはとても悪かったのだと今になって分かった。
人生はいつもうまくいかない。